金沢に夢中!旅したくなる体験リポートVol.23/「まちのり」に乗ってでかけよう!

日本初!公共レンタサイクル「まちのり」って何?
「まちのり」使用の手続きにあたっては、大きく分けてクレジットカードを使う場合と現金の場合の2つがあります。
●クレジットカードの場合は、金沢市内にある18カ所のサイクルポートにある端末機で登録をして使用できます。この場合は次の方法から選べ、①クレジットカードと、「Suica」や「ICOKA」、「ICa」など交通系のICカードまたはおサイフケータイを使用。②クレジットカードでまちのり専用カード(1枚500円)を発行。③クレジットカードで1日のみ利用できるパスワードを発行。の3つの方法です。基本料金200円+超過金は後日引き落とされます。
●現金の場合は、まちのり事務局または市内に34カ所ある提携窓口で手続きをします。申込用紙に記入し、身分証提示が必要で、基本料金200円+預け金800円を支払います。すると、1日だけ使えるICカードをレンタルすることができます。使用後は、最後に返却したポート端末で精算書を出力後、最初に申し込みをした提携窓口かまちのり事務局で精算します。
 
 
  「まちのり」のルールは覚えてしまうと簡単で、200円で何度も乗り降りして1日たっぷり使用できます。基本時間30分、というのを頭に入れてください。これは移動時間のみと思えば楽です。1台の自転車をずっと使うのではなく、随時サイクルポートに30分以内に入り、観光後、次に乗るときはポートにある自転車ならどれでも使用可能です。また30分以内に次のポートに停めます。見学時間に気を遣うことはありませんし、18カ所どのポートでも乗ることが可能です。30分以上経過すると、30分ごとに200円追加されますので要注意です。
まちのり事務局は、金沢駅東口から東へ300m、ライブ1ビルの1階にあります。金沢駅から近いこともあり、今回の金沢観光はこの事務局で手続きをし、あらかじめ現金(基本料金200円+預け金800円)を支払ってICカードおよび自転車をレンタルすることにしました。ただこの場合は、サイクルポートでの乗り捨てはできますが、最後に事務局(営業時間9時~20時)でICカード返却や精算手続きが必要となります。サイクルポートで利用登録した場合は、通常貸出時間7時30分~22時30分で、返却は24時間いつでも可能です。  

金沢駅前からひがし茶屋街へは約13分。
  今日は天気も上々です。まちのり事務局からひがし茶屋街に向かって出発! アップダウンも少なく、快適。自転車は車道の左側通行が原則です。自転車が通行可能な歩道の場合は、歩行者優先。並列も禁止ですから1列に並んで走りましょう。
武蔵ヶ辻交差点で左に曲がり、1本裏通りを走ると交通量が少ないうえに、古民家が並ぶ金沢らしい風景に出会えるのでおすすめです。橋場交差点そばの大通りにぶつかったら左に曲がり浅野川大橋を渡ります。⑱東山のサイクルポートは橋を渡り終えた向かい側、交番横にあります。
 
返却は駐輪機器のラインに合わせてカチャッ!と入れるだけ。駐輪のコツをつかめた2人はひがし茶屋街や主計町茶屋街など、周辺の散策に。泉鏡花記念館や徳田秋聲記念館など見どころがいっぱいで、「見学に行っている間に、自転車が全部なくなるってことはないのかしら?」と不安顔。
大丈夫です。すべてIC管理されているので、どこのサイクルポートに何台あるなどの情報が事務局のパソコンに自動送信されています。自転車の残り台数が少なくなった場合はトラックに自転車を載せて運び、すぐさま補充されます。ひがし茶屋休憩館で観光ボランティアガイド「まいどさん」とのんびり会話していても安心です。
 
 
茶屋街から日本三名園の一つに数えられる兼六園へ。
浅野川大橋を戻り直進し、次は兼六園に向かいます。まちのりマップを参考に、このルートも1本裏通りを走ると交通量も少なく、金沢の普段の生活の香りが感じられていいですよ。登り坂は兼六園下交差点から約100mの紺谷坂のみ。ここを越えれば⑮兼六園ポートはすぐそば。⑱東山ポートから約10分です。
「そういえば、ポートがいっぱいで停められない場合はどうするんだったっけ?」「そんなときのために、この自転車の前カゴにロック装置が付いているのよ。これを使ってポートのすぐそばに停め、端末機で満車時返却の手続きをして、ロック装置のカギを端末機に入れておけば、係りが回収に来てくれるの」「そうだったわね☆」
 
 
⑮兼六園ポートすぐそばに桜ヶ岡入口がありますので、ここから入って兼六園の散策を楽しみましょう。金沢城公園も隣接しているので、見どころがいっぱいです。さて、兼六園内の見学が終わったら、兼六園ポートに戻るのもいいですが、次の目的地に合わせて、乗り継ぐポートを変更するのも一案です。たとえば、兼六園を通り抜けて随身坂口を出て石川県立美術館から美術の小径を下り⑬本多町ポートから乗るコース、または真弓坂口から出て、金沢21世紀美術館横の⑭広坂ポートへ行くのもいいでしょう。
 
兼六園から犀川を渡り、にし茶屋街へ。
  次はにし茶屋街に向かいます。おすすめは、⑬本多町ポートから乗るルート。まっすぐ犀川方向に進み、犀川に架かる桜橋を渡ってすぐ、河畔沿いの道路を走るコースです。男川と呼ばれる犀川は、大らかな流れと河畔の緑地の風景が爽やか。かつて、文豪・室生犀星が詩集『抒情小曲集』で「うつくしき川は流れたり、そのほとりに我は住みぬ・・・」と詠んだように、今も青々とした大らかな流れをみせています。
その犀川を右手にして走り犀川大橋までたどりつけば、⑩にし茶屋ポートまでは約300mです。⑬本多町ポートから約15分です。
 
⑩にし茶屋ポートは、茶屋街の入口左手、小さなビルの1階にあります。
にし茶屋街は、「ひがし」「主計町」と並ぶ金沢三茶屋街の一つ。100m余りの路地が続く小さな茶屋街でやや庶民的な雰囲気があります。といっても、昔ながらのしきたりで一見さんはおことわりしているそうですよ(※一見さん:お店との面識もなく、初めてのお客様のこと)。通りの奥には金沢市西茶屋資料館があり、ここには観光ボランティアガイド「まいどさん」が常駐していますので、案内(無料)してもらうのもいいでしょう。
 
にし茶屋街から新橋を渡り、長町武家屋敷跡へ。
⑩にし茶屋ポートを出発して坂を下り、白菊町交差点から犀川に架かる新橋へ向かいます。橋を渡りまっすぐ進むと長町交差点に。ここも直進し約60m左手に⑧長町ポートがあります。
長町武家屋敷休憩館に立ち寄り、観光ボランティアガイド「まいどさん」に話を聞いたりするのもいいでしょう。長町武家屋敷跡の散策、老舗記念館や前田土佐守家資料館、足軽資料館など、時間があれば見学したいですね。
 
 
さて、今日の観光目的は長町武家屋敷跡が最終。用水沿いを歩いてのんびり散策を楽しみましょう。私たちは現金で手続きをしているため、最後にまちのり事務局に行かなければなりません。自転車でそのまま、まちのり事務局に行き、そこで精算する方法、⑧長町ポートに自転車を置いたまま、端末機で精算書を出力し、まちのり事務局に行く方法、ほかのポートまで行き、そこから自転車でまちのり事務局に行くなどの方法があります。ほかのポートの場所やそこに自転車が何台あるかは、端末機やWebサイトで調べることができ、とても便利です。

金沢は自転車で観光するのに最適なまち!「まちのり」でたくさんの見どころを巡ってみてくださいね!
 



  スポット情報

<金沢レンタサイクルまちのり事務局>
電話/0120-3190-47
所在地/石川県金沢市此花町3-2 ライブ1ビル1F
営業時間/9:00~20:00
定休日/無休
交通/JR金沢駅東口から徒歩約3分
駐車/なし。すぐ横にコインパーキングあり(有料)
HP/http://www.machi-nori.jp/