かなざわに夢中!旅したくなる体験レポート
手づくり体験!美味しい和菓子づくり

体験リポート 上生菓子の基本ワザで和菓子づくりに挑戦

季節を感じる金沢の和菓子
和菓子処として知られる金沢は、茶道が盛んなことと大きな関わりがあります。加賀藩前田家の初代藩主前田利家、二代利長は千利休の直弟子で、歴代藩主も茶の湯に深く心を寄せ、それにつれて和菓子も発達してきたそうです。いつしか庶民にも浸透し、季節や人生の節目に和菓子は欠かせないものになっています。正月は福梅や辻占(つじうら)、桃の節句には金華糖、氷室の日には氷室饅頭と、伝統が今に受け継がれています。

基本ワザその①は茶巾絞り
手の中でほぐして丸めて軽くつぶし、指で押した薄い部分に2種類の餡をのせます。さらにつぶして指3本ほどの大きさに延ばし黄身餡をのせ、空気を抜くつもりでお寿司を握るように握ります。寿司を握るってこうだっけ? やったことないけど(*+_+;)…。
  石川県観光物産館の会場に入ると、3種類の上生菓子の材料が並んでいます。まず「兼六の冬」の銘がついた上生菓子に挑戦。指導してくださるのはこの道23年の安田純二さん。上生菓子の生地は手にくっつきやすいので、布巾でよく拭き、常に手を湿らせた状態でつくるのがポイントです。
その上に茶巾をかぶせてつまみ、思いきりギュッと絞ります。これをほんの少しつまんで完成!中の餡がほんのり透けて、キレイ〜。

ヘラ使いで和菓子に命が吹き込まれて
さてお次は「紅梅」。赤色の餡を丸めてつぶし、そこへ軽く丸めた白い餡をのせます。これを指3本分に延ばして梅餡をのせ、押して握ってを繰り返し、指の跡が残らないようにきれいに丸めます。なんだか粘土遊びのようで子どもの頃に返ったみたい、ウフッ。
てっぺんに黄身餡をのせて軽くつぶしたら、ハイ、完成で〜す。ピンクの花びらの隙間から白い餡が覗いてきれい! それに楽しい!
 
いよいよ基本ワザその②、ヘラ使いへ。三角形の角でてっぺんにちょんと印をつけます。ヘラの長い角を斜めに当て(ここポイント!)、中心の印に向かって花びらのようにま〜るく押し当てます。

つまみのワザで和菓子職人の気分を体験
安田さんの丁寧な説明とモニターに映る手元のアップが分かりやすくて、とってもきれいに仕上がりました。上生菓子の基本ワザを学んだけれど、「風景や花をどれだけ自分の中でイメージできるかが大事」という言葉がとても印象に残りました。
  いよいよ3個目「松の雪」。網付きわっぱを紙の中心に置き、緑と白の餡を真ん中に置いてラップをかぶせます。手首のスナップを利かせ、手の平の親指の根元のぷっくりした部分を前に滑らせます。

でき上がったそぼろ餡を箸でつまみ、黒い餡に少しずつ付けていきます。箸を中に入れるような感じで、餡を餡で包みます。白と緑を配色よく付けたら完成。

  スポット情報
<石川県観光物産館> HP/http://kanazawa.ftw.jp/
和菓子手づくり体験
四季折々の上生菓子のつくり方を親切・丁寧に教えます。自分でつくった3個と職人が作った1個の計4個をお持ち帰りいただけます。指導いただけるお店が日ごとに交替するので、その都度違った風味を楽しめます。

実施日時◆土・日曜、祝日10:00〜15:00 途中、職人の昼食休憩有(最終受付終了14:30)-通年
 平日13:30〜14:00 1回のみ、火曜休み(3月31日まで)
開催場所◆石川県観光物産館3階 体験ホール
体験時間◆約30分
定員◆1名〜最大120名(10名以上の場合は要予約)
参加費用◆1人1,200円(500円の買物券プレゼント)
お申込み・問い合わせ◆電話/076-222-7788

金彩砂彫りガラス体験
好みのガラス製品を選び高圧エアーで砂を吹きつけ、名前や短い文字を彫って金彩、銀彩で美しく仕上げます。自分だけの一点をつくることができます。

実施日時◆10:00〜16:00の毎日
開催場所◆石川県観光物産館3階 多目的ホール
体験時間◆約30分〜
参加費用◆1人1,000円と材料費(プレート500円、ハンコ800円、コップ800円)
お申込み・問い合わせ◆電話/076-222-7788(10名以上の場合は要予約)

加賀八幡起上り手描き体験
金沢の伝統工芸「加賀八幡起上り」に絵付け体験ができます。子どもからお年寄りまで楽しめます。

実施日時◆11:00〜16:00(受付終了15:00)の毎日(火曜定休)
開催場所◆石川県観光物産館2階
体験時間◆約30分〜
参加費用◆1人1,000円(材料費込み)
お申込み・問い合わせ◆電話/076-222-7788(10名以上の場合は要予約)

  ほんものの金沢にふれる「体感!金沢の旅」
心ゆくまで金沢菓子ざんまい(3月6日)

藩政時代から受け継がれてきた茶の湯とともに育ち、創り上げられてきた和菓子。今日では日本三大菓子処とまで言われるようになった金沢でも、お茶席専門の和菓子舗として知られる「吉はし」の上生菓子。店頭販売はなく茶席でのみ味わえる菓子は、金沢に住んでいても口にする機会の少ない和菓子です。
この吉はしの和菓子を、目の前で、見本の中から好きなものを選んで好きなだけつくってもらい、宗和流のお茶席でお薄とともにいただけるスペシャルプランです。
お茶席の合間には、持ち帰り用の和菓子を入れる和紙の籠づくり講座も行われます。

実施日時◆平成22年3月6日(土)13:00〜16:00
開催場所◆中村記念美術館 旧中村邸
定員◆20名(定員に達し次第締め切り)
参加費用◆1人4,200円

(オプション)
翌日は、石川県立美術館を鑑賞後、全国的に有名なパティシエ辻口博啓氏プロデュースの加賀棒茶や地元食材を使ったオリジナルケーキを、加賀棒茶のティーなどとともに美術館別館の旧第9師団長官舎で味わう、特別コースのオプションプランがあります。

実施日時◆3月7日(日)10:00〜12:00
参加費用◆1人2,500円
お問い合わせ
金沢市観光協会 電話/076-232-5555(平日9:00〜17:30)